マイクロチップ義務化で飼い主が注意すべきこと
令和元年の動物愛護管理法改正により、犬や猫へのマイクロチップ装着が義務化されました。
ペットショップやブリーダーから購入する犬や猫には、すでにマイクロチップが装着されているのが基本です。
では、飼い主として具体的に何をすればよいのでしょうか?今回はポイントを整理してみます。
1. マイクロチップとは?
マイクロチップは、直径2mm・長さ12mmほどの小さな電子標識です。
獣医師によって首の皮下に埋め込まれ、15桁の番号で個体を識別できます。
この番号は専用リーダーで読み取れるため、迷子や災害時に飼い主の情報を照会できる仕組みです。
2. 義務化の対象と流れ
義務の対象
ペットショップやブリーダーが販売する犬・猫 → 装着必須 飼い主(一般の方) → 登録情報の変更義務
登録の流れ
購入時にすでにマイクロチップが装着されている 飼い主は「マイクロチップ登録情報」を変更(所有者情報を自分に書き換える) 登録先は「環境省の動物ID管理システム」
これを怠ると、迷子や災害時にペットが見つかっても自分のもとに戻らないリスクがあります。
3. 既に飼っている犬・猫はどうなる?
法律上は義務ではありませんが、装着が推奨されています。
特に以下のケースでは装着を検討する価値があります。
外に出る機会が多い犬や猫 災害時の迷子リスクを心配している場合 高齢の飼い主で、万一の際に引き取り先を明確にしたい場合
4. 費用と装着場所
費用はおおよそ3,000〜5,000円(動物病院や自治体によって異なる) 装着は動物病院で獣医師が実施 犬の場合、狂犬病予防注射などと同時に行うことも可能
5. 注意すべきポイント
登録情報の更新を忘れない 引っ越し・電話番号変更・飼い主変更の際は必ず手続きが必要です。 健康への影響はほとんどないが、稀に脱落もある 脱落した場合は再装着が必要になることがあります。 マイクロチップは「首輪や迷子札の代わり」ではない 外見からすぐに飼い主を特定できるよう、首輪や迷子札と併用するのが安心です。
まとめ
マイクロチップ義務化に伴い、飼い主が特に注意すべきなのは 「登録情報を正しく管理すること」 です。
ペット購入時 → 登録情報を必ず自分に変更 住所や連絡先が変わったら → すぐに更新 既に飼っているペットも → 災害や迷子対策で装着を検討
マイクロチップはペットの命綱。
正しく利用して、大切な家族を守っていきましょう。
